身体目覚める太陽礼拝をご紹介!バリエーションや簡単なやり方を解説します

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ヨガレッスンを受けたことがある人なら一度はやったことのある「太陽礼拝」

初心者でもコツを覚えればすぐにできますが、ヨガの基礎が詰まっていて、やればやるほど奥が深いのが特徴です。

連続した12のポーズを呼吸に合わせて流れるように動くフローと呼ばれる種類で、朝のウォーミングアップにとても最適です。

瞑想効果も高まり、脳や体を目覚めさせてくれるでしょう。

太陽礼拝はヨガの流派によってポーズが異なりますが、この記事ではアシュタンガヨガで行われる太陽礼拝Aについてをメインに、太陽礼拝のバリエーションなどを解説していきます。

目次

太陽礼拝について

太陽礼拝の起源には諸説ありますが、古代インドとはあまり関係なく、100年ほど前に誕生した歴史の浅い動きと言われています。

太陽礼拝は、サンスクリット語でスーリヤナマスカーラと呼ばれ、太陽へ挨拶するという意味があります。

力に満ちた一日を送るため、太陽や自然のエネルギーを、呼吸とともに体いっぱいに受けとめる意味合いと、

無事に一日が始まったことに感謝の気持ちを持つという意味合いを込めて動いてみると、またいつもと違った感覚を味わえるかもしれません。

太陽礼拝の効果

太陽礼拝のポーズは、体を前後に動く動作が多いのが特徴です。

眠っている間に固まりやすい体幹部を中心に、肩・腕・手首の上半身、そして腰・脚・足首の下半身と全身の筋肉を使うことができます。

血行促進や運動不足解消、ダイエットや浮腫み解消法としてもおすすめです。また、習慣化することにより全身の筋肉や関節の柔軟性が高まるほか、大きな筋肉を鍛えることができるため基礎代謝が向上し、痩せやすい体質へと徐々に改善されます。それぞれのポーズがどの部位に効いているか意識しながら取り組むことが大切です。

また、集中力のアップも期待できます。フローヨガは、頭の中で別ごとを考えていてはできません。

今の自分の動き、今の心の変化を常に感じ取りながら動くことで瞑想と同じ効果が得られます。座って瞑想していると気が付いたら寝てしまう!という方は太陽礼拝に切り替えてはいかがでしょうか。

太陽礼拝のポーズの効果

集中力アップ、活力の向上、血流がよくなる、柔軟性向上

太陽礼拝のやり方

STEP
両足を揃えてまっすぐ立ちます

両足を揃えて背筋を伸ばし体をまっすぐ伸ばす山のポーズになります。手は体の側面につけましょう。

STEP
手を頭上に上げます

息を吸いながら手を動かし頭上に上げましょう。顔も上を向いて手のように目線を向けます。

STEP
立った状態で前屈をします

息を吐きながら体を前方に倒し前屈をします。股関節から体を倒していくことをイメージしましょう。

STEP
手で床を押して背筋を伸ばします

前屈の状態から息を吸いながら手で床を押し、背筋を伸ばします。目線は斜め前に向けましょう。

STEP
足を後ろに引いて体を下ろします

足を大きく後ろに引いて、頭頂部からかかとがまっすぐの状態になります。そこから肘を曲げながら体を床の方に近づけます。

STEP
体を反らします

手で床を押して、背中を反らして、お腹の前面をストレッチしましょう。手と足の甲で床を押し付けます。

STEP
ダウンドッグのポーズになります

お尻を天井に持ち上げながら、手と足で床を押します。ダウンドッグのポーズです。体が三角形になるよう意識しましょう。通常はこのダウンドッグの姿勢でしばらくキープします。

STEP
両手の間へ足をもってきます

両足を前にもっていきSTEP4「手で床を押して背筋を伸ばした状態」と同じ姿勢になります。

STEP
立った状態で前屈をします

息を吐きながら、再度深く前屈します。頭頂部を下に向けて背骨を伸ばします。

STEP
手を頭上に上げます

息を吸いながら体を起こし、同時に手を上げて頭上にもっていきます。最後に手を下ろし一連の流れが終了です。

太陽礼拝の注意点

慣れないうちはポーズの完成度を目指すより、一つ一つの動きの中でどこがどんなふうに効いているのかを意識しながら行うようにしてください。

可動域が狭くても問題ありません。

12の動きを解説

①山のポーズ

一番難しいのでは?と思えるただまっすぐ立つポーズです。反り腰や猫背にならないように、足裏、膝、お尻、骨盤、お腹、胸、頭と、体の下からパーツの位置を確認しながら姿勢を整えていきましょう。

②手を上にあげるポーズ

山のポーズの体幹部を意識したまま、両手を上にあげたポーズです。肩が上がらないように気を付けましょう。

胸を開くようにするとより伸びます。

③前屈のポーズ

息を吐きながら前屈します。身体との調和を取りながら決して無理せず体を倒しましょう。

④半分の前屈ポーズ

体がマットと水平にあるまで持ち上げます。かかと重心にすることでハムストリングスがよく伸びます。

⑤板のポーズ

お腹が下がりすぎたり、上がりすぎたりしないように気をつけましょう。かかとで壁を押すようなイメージを持つとよいでしょう。

⑥四肢で支える杖のポーズ

太陽礼拝の中で1番の難関のポーズと言われています。頭のてっぺんからカカトまでを一直線に保ち、ゆっくりと息を吐きながらワキをしめたままでヒジを90度に曲げましょう。

⑦コブラのポーズ

腰が弱い人は無理せず、手で床を押さないばーしょんで行いましょう。

⑧ダウンドックのポーズ

手と足で全身のバランスを取ることで、手足や腕、骨盤や腰、肩や背中、背筋など、体のあらゆるポイントのバランス感覚が養えます。

⑨~⑫ 半分前屈・前屈・山のポーズ

来た道を戻ります。

太陽礼拝のバリエーション

今回はアシュタンガヨガの太陽礼拝Aを紹介しました。

アシュタンガヨガには、下半身の動きを加えた太陽礼拝Bもあります。

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