忙しい現代社会では、自分の内側に意識を向けるのが難しくなっています。瞑想を取り入れる事で、本来の自分の穏やかな気持ちを取り戻すきっかけになります。
瞑想やマインドフルネス瞑想は、Google社やFacebook社をはじめとし、世界中の企業で取り入れられていて最近ではアプリなどもあり、取り入れやすくなっています。
今回はたくさんある瞑想の中からおすすめの瞑想方法をご紹介いたします。
マインドフルネス瞑想
『マインドフルネス瞑想』は 一般にも広く普及しているので、始めやすい瞑想の一つと言えます。 スティーブ・ジョブズをはじめ、アメリカの大企業でも取り入れられている瞑想法です。
「今ここ」に気づきをもたらす瞑想法で、日本マインドフルネス学会では「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義しています。
医療としても注目されており、ストレス軽減や集中力の向上に効果があるとされています。
サマタ瞑想
サマタとは日本語で「止」を意味する言葉で、心を穏やかにすることを目的とした瞑想法です。
何かひとつものに注意を集中させ、その集中している注意を逸らさずに維持し続けるのようにすることを目的としています。 集中するものは自分の呼吸でも、目の前の光でも構いません。注意が逸れたらまた集中していたものに戻すという作業を繰り返します。
『サマタ瞑想』には集中力をつけたり、心が整う効果があるとされています。 仏教との関わりが深い瞑想法とされているので、日本人には馴染みやすい瞑想法です。
ヴィパッサナー瞑想
『ヴィパッサナー瞑想』とは「ありのままの物事を観察する」という意味の瞑想法で、インドに伝わる瞑想法の中で最も古い瞑想法のひとつとされています。
自分の感じる感覚や感情などを素直に観察することで効果が表れる瞑想法です。
食事瞑想
『食事瞑想』はその名の通り、食事をしながら行う瞑想法です。 先述したマインドフルネス瞑想の一種としても取り入れられています。
マインドフルネスの食事瞑想では「全員に3粒のレーズンを配り、自分が実際にしていることに注意を集中し、瞬間瞬間を体験しながら、一粒ずつ食べてもらう」というものです。
食事は誰でも毎日行うものなので、取っ掛かりやすい瞑想と言えます。
歩行瞑想
座って目をつぶるだけが瞑想ではありません。 歩行瞑想法は、歩くという体験に意識的に注意を向けるトレーニングです。 足を動かすたびに、床から足が離れる感覚や床に着地する感覚を観察します その際、心の中で、「(足を)上げます」「運びます」「下ろします」「回します」など、実況中継の言葉をくりかえします。
このように、カラダを動かしながらでも、思考や雑念に囚われない心の状態を作り上げていくことができます。 座る瞑想が苦手という方や、初心者にも取り組みやすく、おすすめです。
まとめ
今回はおすすの瞑想を今回ご紹介いたしました。瞑想の種類はまだまだ沢山あります。
ご自身に合う瞑想を見つけ是非、生活に取り入れてみてください。