木のポーズは片脚でしっかり床を捉えバランスを取るポーズ。
「ヴルクシャ」は「木」を意味しており、ポーズの中で下半身は全体を安定させる木の幹を、上半身は上に向かって伸びる、木の枝を表しています。
エネルギーの循環を高め、集中力を高めることのできるポーズですので、ぜひ動作のポイントをチェックしてみてください。
木のポーズの効果
木のポーズはバランス感覚を養うために最適なポーズ。
一定時間、木のポーズをキープすることで、一点にとどまるための集中力も養うことが可能。
血流の循環をよくする効果も期待できるため、エネルギーの流れをより良い状態にすることもができます。
バランス感覚の向上、集中力アップ、下半身の強化
木のポーズで使われる筋肉・部位
木のポーズでは片脚で体を支えるため、下半身の強化に繋がります。
また、不安定な状態で体を維持することで、体幹部の強化も可能。
ポーズ中は背筋を伸ばしまっすぐ上に伸びた状態を意識するようにしましょう。
木のポーズのやり方
両脚を揃えてまっすぐ立ちます。腰を反らないように胸を張って背筋を伸ばして立ちましょう。
片脚を曲げて、足裏を反対の脚の内腿にのせます。つま先の向きは床の方向です。内腿に置けない場合は位置を下にずらしましょう。
体重を片脚にのせて安定したら、胸の前で合唱します。そのまま腕を天井に伸ばして背筋を伸ばします。下腹部から肩周りまですっと引き伸ばされる感覚を意識しましょう。
木のポーズの注意点
木のポーズでは片脚立ちになるため、転倒には十分気をつけましょう。
足裏をももにのせる際や、体を伸ばす際にバランスを崩しやすいので注意してください。
動作に慣れていない場合は足を置く位置を低くする、ものにつかまりながらポーズを取るなどの工夫をすると良いでしょう。
木のポーズのバリエーション
木のポーズには、足裏を反対の脚の内腿に置くパターンと、足の甲を脚の付け根に置くパターンがあります。
特に先生の指定や自分のこだわりがなければ、自分がやりやすい方を選択すると良いでしょう。
足裏を高い位置に置けない人は、ふくらはぎ辺りに添えるのがおすすめです。
徐々に動きに慣れて、脚の位置を高くしていきましょう。
まとめ:木のポーズでバランス力アップ
木のポーズについて解説しました。
簡単そうに見えますが、一定時間ポーズをキープするのが意外と難しいポーズです。
心を落ち着かせるのにおすすめのポーズですのでぜひ練習してみてください。
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