ヨガプロップスとは、ヨガマット・ヨガブロック・ヨガベルトなどヨガを行う際に使用する道具の総称。
ヨガには様々なポーズがあり、その難易度も幅広くあります。難しいポーズや苦手なポーズに挑戦する時に、このヨガプロップスが助けてくれるのです。
ヨガがやりやすくなるので、効果も感じやすく上達も早くなるのではないでしょうか!初心者の方、初めてのヨガで不安がある方は、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。
そんなヨガプロップスの中で、今回は『ヨガブロック』について使い方をご紹介します。
ヨガブロックとは?
ヨガプロップスの代表格、ヨガブロック。
その名の通り、見た目は長方形のブロックです。素材はコルクや樹脂、木材などがあり、それぞれで柔らかさや重さが違います。
木材は重さがありますが、安定感が抜群。一方でコルクや樹脂は軽いので、木材に比べると安定感は劣りますが、軽くて持ち運びには最適です。またコルクは汗を吸ってくれるので滑る心配がありません。
形状は長方形で、縦・横・正面など置き方によって高さを調節できるという特徴が!このヨガブロックを置くことによって、背中や腰の下の安定感を得たり届かない部分の補助をしてくれるのです。
ではそんなヨガブロックの具体的な使い方をご説明します。
ヨガブロックの使い方①手が届かない場所の補助として
体の柔軟性・強さは徐々に身に付いてくるもの。無理をしてポーズをとろうとするとカラダを壊しかねません。ヨガブロックを使えば、手の付く位置を床より上へあげることができます。
床に手が届かない場合、手が届くことを優先するばかり、上半身が緊張してしまいます。またそればかり気にしていると、本来の効果を得られません。
ポーズに難しさを感じたら、迷わずヨガブロックに頼りましょう!手の下にヨガブロックを置いてサポートし、土台を強化することで、無理のない状態で安全にポーズがとれます。
長方形のヨガブロックなら高さを3段階に調節できるので、無理なく最適な位置での補助が可能です。
ヨガブロックの使い方②ヨガブロックをリストラティブヨガに利用
リストラティブとは「回復・修復」という意味。
ヨガプロップスを用いて血行を促進させることでリラクゼーション効果を得るのが、リストラティブヨガです。ポーズを5分から20分という長い時間キープさせ、受け身になって行うことで慢性的な心身の疲れや自律神経を整えてくれます。
使い方は簡単。ヨガブロックを必要な場所に配置し、筋肉をリラックスさせ休息することで、生活の中のストレスや緊張を回復させていきます。腰や背中の下に置いたり、ヨガブロックの上に手足を乗せて完全なリラックス状態を作り上げましょう。
このリストラティブヨガは、ヨガブロックだけでなくヨガベルトやブランケットなど様々なプロップスを用いて行われています。
ヨガブロックの使い方③身体の詰まりをリリース
後屈の準備として、背中にヨガブロックを置いて胸を開く使い方。
肩こり・ねこ背の解消にも効果的です。ヨガブロックの広い面を肩甲骨の間にあて、ブロックの下のラインが、肩甲骨の下の部分にくるよう、背中の下に挟むようにして置きます。胸や喉を開くと胸腺や甲状腺のバランスが回復されます。
骨盤からももの前側にかけてストレッチすることで、骨盤のゆがみをリセットするほか、腰回りの筋肉がほぐれるので、腰痛にも効果的です。
胸が大きく開いていくので、猫背で呼吸が浅くなている人にもおすすめ。上半身が大きく伸びると肩周りもスッキリして美しい姿勢に!
ヨガブロックの使い方④座位の時に骨盤が立ちやすくする
座位の時、ヨガブロックの上に坐骨を乗せ、しっかりと骨盤を立てる補助をする使い方。
ヨガブロックを入れるだけで、お腹が引きあがり背骨も伸びやすくなります。より伸びを感じたい方にも最適です。
腰痛や膝の痛みで座位の体勢が辛い方、骨盤の状態が不安定な産後ママのストレッチなどに最適。
ヨガブロックの使い方⑤ブロックで足の裏をフラットにする
体が凝っていたり硬かったりすると、足の裏を真っ直ぐ床に垂直にする姿勢が辛いですよね。そんな時にヨガブロックが活躍します。
足の裏にブロックをあて、脚の裏側全体の伸びを深めることができます。ヨガベルトを使ってブロックと足の裏を固定すると安定感が出て、体を気持ち良く伸ばすことができるでしょう。
上級者はヨガベルトを使わずに、足裏につけたブロックを手で押さえて頭が膝につくくらいに前屈をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ヨガブロックは、カラダをしっかりと支え、手首などへの負担を吸収サポートしてくれます。体や筋肉を痛めてしまうことなく、理想のポーズに近づくサポートをしてくれるアイテムですね。
初心者のポーズ補助だけでなく、上級者の難しいポーズにも使用できるヨガブロック。ヨガベルトなども含め、1つは持っておきたいヨガプロップスではないでしょうか。
ブロックは素材によって特徴が違うので、ご自身の用途や使う場所などによって最適なものを見つけてみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです!
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