瞑想の効果とは
コロナの影響で働き方が変化して、疲れやストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。リモートワークで1日中自宅で過ごされている方は、生活にめりはりが感じられず、頭が忙しいままでスッキリしない状態が続いてしまっているかもしれません。
そんな時におすすめなのが瞑想(メディテーション)です。瞑想は、カラダはリラックスしていて、意識や感覚ははっきりと働いている絶妙なバランスの状態。
瞑想には、さまざまな効果があると言われており、例えば、仕事のパフォーマンスが上がる、苦痛が減る、ストレス解消、自己肯定力が高まる、優しくなる、など。モヤモヤしたものを解消して、本当にやるべきことに集中できるようになり、日常が変わってくると言われています。
瞑想をする時の正しい姿勢とは
できれば、瞑想をする前に軽くヨガの練習をおこなって、筋肉の緊張やカラダの詰まりをとっておきましょう。それから、瞑想に適した姿勢で座ります。
瞑想に適した姿勢とは、骨盤を立て、背筋を伸ばし、カラダを安定させる土台を作ること。横から見た時に、耳たぶ、肩先、骨盤の中心が一直線に並ぶように、また自然なS字カーブを保つように背骨を意識するのが理想と言われています。
左右の坐骨の下に、ボルスーター、ブロック、重ねたブランケットなどのプロップスで少し高さを作ってあげて、座り姿勢を快適に安定させましょう。手は膝の上に置いて、手のひらは上向きでも下向きでもどちらでも大丈夫です。
取り入れやすいソーハム瞑想
瞑想にはたくさんの種類があり、はじめようと思っても、いったいどんな瞑想方法を選んだらいいのか迷ってしまうかもしれません。
今回は取り入れやすいソーハム瞑想に絞ってご紹介します。
ソーハム瞑想とは、古典的で有名な瞑想方の一つ。「ソーハム」というマントラを頭の中で繰り返し唱え、そこに意識を合わせていく瞑想方法です。
「ソー」は「彼」を表し、「ハム」は「我」を表します。「ソーハム」は「彼は我なり」という意味。彼とは「神」=「宇宙」=「全てのもの」ということ。宇宙や神との一体化を意味するマントラです。
ソーハム瞑想の方法
正しい座位で座ったら、目を閉じ、鼻呼吸で深呼吸をします。
一度両鼻から息を吐き切ってから、大きく両鼻から吸って、もう一度ゆっくりと最後まで吐き切りましょう。
次の吸う息で「ソー」 、吐きながら「ハム」と心の中で唱えます。私たちは、毎日、意識せずとも、呼吸をしながらこのマントラを常に唱えているといわれています。
呼吸はコントロールせず、自然呼吸をしながら、ソーハムを繰り返しましょう。マントラを唱えながら、今この瞬間に意識を向けていくことで、頭の中が段々とスッキリしてくる感覚があるかもしれません。
はじめは5分でも10分でも短時間でいいので、習慣的に継続しておこなうことが大切です。
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いかがでしたか?
瞑想は、現代人の不安やイライラなどストレスを解消するツールとして注目が集まっています。この機会に生活に取り入れてみましょう。
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Author:Kaori