様々なプロフェッショナルな現場で活躍されるインストラクターの方へのインタビュー。
今回は、ヨガスタジオ「studio GOD」代表 宮城由香さんにお話をお聞きしました。

ヒストリー:教える楽しさに背中を押されインストラクターになった

高校生の頃に始めたダンスのインストラクターになったのは、20歳の時でした。
「初めてレッスンを受け持ったとき、私は人に教えることが好きなのだと知りました。ダンスに初挑戦する人が楽しめて、次もここに来たいと思ってもらえる空間作りをするのが好きなのだと気が付きました」
ダンスを踊ること以上に教えることが好きだと気付いた宮城さんは、ダンスを教える仕事を次々に増やしていきました。
「気が付いた時には、ダンスのレッスンだけで1週間に18本のレギュラークラスを持っていました。週1回の休みの日は、休むことなく自分のためのダンス練習に時間に充てているうちに、体調を崩してしまいました。23歳の時です。だんだん若さだけでは乗り切れなっていくのだろうと考え、怪我や思うように動かない身体の調整の為にヨガやピラティスを始めました」
習うなら教えられるレベルに到達するのが一番の近道。そう考えた宮城さんは、IYCアシュタンガヨガ指導者養成コースや全米ヨガアライアンスRYT200修了。TT卒業後、ダンスとヨガ、両方のインストラクターとして活躍。そして、妊娠出産を経て、新たな気持ちでヨガと向き合い、宮城さんのレッスンの主軸がダンスからヨガにシフトします。
「妊娠した瞬間、インストラクターの仕事をすべて失いました。こんなに頑張ってきたのに一瞬で何もかもなくなったという事実に直面して、とても苦しかったです」
産後も、子どもが保育園に入園できなくて、すぐに仕事ができませんでした。いっそほかの仕事にトライしようと考えていたとき、夫に『何かを教える仕事が合っている』と言われ、ハッとしました。今の自分の心と体に向き合いたいという気持ちが芽生えていることに気づき、ヨガインストラクターに専念しようと決めました。
活動・ポリシー:アライメントについて伝え、体と楽しく向き合う

2019年に東京・恵比寿に「studio GOD」を立ち上げ、主宰するようになり、2023年には代々木上原にもスタジオをオープンしました。また、全国各地でのヨガクラスやワークショップも積極的に開催しています。レッスンやワークショップの中で、宮城さんは、アライメントについて伝えることが多いと言います。
「普段のレギュラークラスでは伝えきれないより細かな体の使い方にフォーカスしていくために、ワークショップを開催しています。ヨガインストラクターの参加率が高いのですが、ヨガに取り組む方でしたら、どなたでもぜひご参加いただきたいと考えています。レッスンでもワークショップでもイベントでも、体について、楽しく向き合っていきたいと思って取り組んでいます。周りの方のエネルギーを感じながらヨガをするのが好きな方でしたら、楽しんでいただけると思います」
グッズへのこだわり:Mandukaヨガマットは激しい動きを邪魔せずアーサナが安定する

宮城さんがMandukaのヨガマットに出会ったのは、アシュタンガヨガのプラクティスを始めたときだと言います。
「軽くて持ち運びが便利なヨガマットを持参していたのですが、ペラペラとめくれてしまい、アシュタンガヨガなどの運動量の多いヨガには適していないと痛感しました。皆さんが使っているヨガマットが気になって周囲を見渡すと、多くの方がMandukaのヨガマットを使っていました。しっかり動いてもグリップ力が高く、ズレないのを見て、Mandukaのヨガマットの優秀さに気付かされました。」
宮城さんが最初に使い始めたMandukaヨガマットは【PROlite】。今はManduka【PROヨガマット】を愛用されています。
Manduka【PROヨガマット】は多くのアシュタンガヨガプラクティショナーに愛用されています。クッション性が高い点も動きの激しいヨガの練習には適しています。
「コルク製のヨガブロック、ブランケット、ボルスターもMandukaのものを使っています。私はシンプルなものが好きなので、Mandukadのアイテムのカラーは落ち着いた自然のものが多いところも気に入っています」
Mandukaのヨガマットを使うようになって、アーサナが安定し、ヨガに一層集中できるようになりました。
「多くのヨガの先生方が『ヨガマットの上は神聖な場所だから大切にしましょう』と教えて下さいました。その言葉の意味を、Mandukaのヨガマットを使うようになってより深く理解できたように思います。そして、自分のための空間を作るヨガマットを、以前より大切に扱うようになりました」
撮影協力:studio GOD
Manduka 愛用アイテム